BSAに情報提供した場合に支払われる謝礼金・報奨金
2013.08.30更新
本日は、著作権保護団体であるBSA(ザ・ソフトウェア・アライアンス)の謝礼金・報奨金制度について、ご説明します。
BSAは、ソフトウェアの不正コピーをしている会社を見つけ出すために、一般人からの情報提供を受け付けています。
ここで寄せられた情報を基にして、BSAは、ソフトウェアの不正コピーが疑われる会社を割り出し、通知書を送っているものと思われます。
おそらく、ソフトウェアの不正コピーを行っている会社の従業員・元従業員が、BSAに対して情報提供するケースが多いのではないかと推測します。
BSAのウェブサイトには、情報提供の専用フォームが用意されています。
そして、このページを見ると、BSAは、情報提供をした方に対して謝礼金・報奨金を支払う制度も用意していることが分かります。
希望しない方には謝礼金は支払われないようですが、希望した方に対しては、3万円~30万円の謝礼金が支払われることが記載されています。
また、2013年6月と7月には、最大100万円の報奨金を提供する「報奨金プログラム」を実施していました。
ちなみに、このページには、BSAの情報提供フォームには年平均約400件の情報が寄せられているとの記載もあります。
以上のように、BSAは、謝礼金・報奨金制度を用意した上で、情報を収集し、ソフトウェアの不正コピーが疑われる会社を割り出しているようです。
弊法律事務所は、このようなBSAからの通知書・警告状の送付を受けた会社からの依頼を受けて、著作権法に関するアドバイス、BSA対応・BSAとの交渉のサポート業務等を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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